認知症当事者との共同創造における生成AIを活用した幻覚モデリング手法

概要

認知症の症状は後天的な脳機能の障害によって生じるため,個別性が高く多様である.本研究では,幻覚をはじめとした認知症症状を体験可能な患者体験(PX)空間を構築し,当事者との共同創造を行なった.従来の共同創造プロセスでは,当事者の主観的体験を実装するまでのイテレーションが長くなる課題があった.そこで本研究では,生成AIを活用した3Dモデル生成と挙動設計の半自動化による効率的な幻覚モデリング手法を提案する.

タイプ
収録
In 第30回日本バーチャルリアリティ学会大会
廣部 敬太
廣部 敬太
修士(M1)
小俣 敦士
小俣 敦士
学術研究員
石川 翔吾
石川 翔吾
准教授