患者が知識不足等から当事者意識を持った医療選択を行いにくい課題に対し、リアルタイム感情推定と医師の知見を反映した対話戦略を組み込んだチャットボットを開発し、受診前意思決定支援の効果を検証した。成人27名のシナリオ実験の結果、情報提供中心の従来型と比べて意思決定葛藤の軽減に有意差はなかったものの、共感性や人間らしさで有意に高く評価された。感情に配慮した価値観の整理と受診準備を促すフレームワークの有効性が示唆された。